Visual Studio Live Shareを使ってみた

投稿者: | 2018-06-26

Visual Studio Live Shareとは、リモートにいる人とプロジェクトを共有し、リアルタイムで全ユーザ同時にコードの編集が行えるVisual Studioの新しい機能です。(今はPublic Previewの状態)
弊社のエンジニアはほぼリモートで開発を行っているので、非常に相性が良いツールなのではないかということで、実験的に業務で使ってみました。

導入手順

Visual Studioの拡張機能の追加から導入することができます。

拡張機能を有効にするため再起動したあと、MSアカウントでログイン済みならウィンドウの右上に「Share」アイコンが出現します。

Shareアイコンをクリックすると、ファイアウォールの設定を変更してもよいかと聞かれました。

OKボタンを押すと自動で設定してくれます。その後Shareアイコンをクリックすると「Copy Link」という選択肢が出現します。

これを選択するとリンクがクリップボードにコピーされるので、リンクを相手に渡してあげれば準備完了です。

使ってみた感想

社内で実験的に小規模HoloLensアプリを開発するために使ってみました。

私と相手はそれぞれ自宅から、ハングアウトでボイスチャットを行いつつ、iPadのノートアプリを画面共有してホワイトボード代わりにして、コードはVisual Studio Live Shareで編集というスタイルでした。

やってみた作業としてはリモートでアプリ設計を議論しつつ、その結果をコードに落とし込む、といったものです。

使ってみたところ、リアルタイムにコードを複数人で編集/閲覧できるというのはエンジニア同士のコミュニケーションの濃度をあげるのにかなり良いと思いました。議論をしていると口頭であーだこーだ言うよりも、コードでガッと示した方が伝わるケースがよくあると思いますが、そんなとき場所にとらわれずそのようなコミュニケーションが出来るのでとても良いと思います。また、キーボード/画面を奪われた、奪ったという感覚もないので、シームレスに頭の中にコードが染み渡るような気がします。

不満点をあげるとすると、Ctrl系の操作ができたりできなかったりする、Shareされた方はResharperが動作しなくなる、Unityでファイルを追加すると再度リンクを送らないと同期できないといったところです。

一つのプロジェクトファイルを複数人で編集してプロダクトを作り上げる、といった用途にはまだ使えないかと思いますが、コードレビューやペアプログラミング用のツールとしてならば、とても価値のあるものかと思いました。